りんご病(伝染性紅斑)

りんご病とは、ウィルス性の病気で、以下のような症状を呈します:

  • 真っ赤な発疹が両側のほっぺたに1~3日でる。ほっぺたを叩かれて赤くなったように見える。
  • ほっぺたの発疹の後にレース (網) 状の発疹が腕や脚にでる。腕は上部、脚は太ももあたりにでやすい。
  • レース状の発疹は出たり消えたりを1~3週間にわたって繰り返す。
  • 熱は微熱程度、または全く発熱しない。

 

治療

特に何もする必要はありません。発疹は害もなく、かゆみや苦痛も伴いません。

他の子供にうつさないように注意する:
りんご病にかかっている子供に接触すると10から14日程の潜伏期間を経て発疹がでます。発疹がでる前の1週間は感染力がありますので、りんご病の子供に接触した場合は、人にうつさないよう他人との接触を控えてください。発疹がでた後は感染力はありませんので、幼稚園や学校を休んだりする必要はありません。

妊婦さんに感染すると問題になることもあります:
りんご病にかかっている子供が感染力のある期間に妊婦さんに接触していた場合は、その女性に医師に連絡するようにお願いして下さい。りんご病にかかったことのない妊婦さんの場合、胎児に影響が出る可能性があるため、検査や治療が必要になるかもしれません。

 

病院に連絡しなくてはいけない時

  • 発熱のある時
  • 心配なことや質問がある時